やっと出た | ★主婦パワー炸裂!子育て編★

やっと出た

手術台に乗って、1時間半。

やっと先生が来た。

導尿もしてもらい(漏らさなくて良かったよ)

麻酔する。

この麻酔の注射の前に麻酔の麻酔みたいなのを

打つんだけど、感覚が凄くわかる。

すっごく太い麻酔針が打たれる瞬間は腰が引ける~。

段々下半身がビリビリと痺れてきた。

けどまだ感覚はある。

帝王切開は今回で3回目。
一回目は緊急の全身麻酔だったから憶えていない。
2回目は初めて意識のある手術なのでドキドキした。
今回は流れが判っているので比較的落ち着いてる。

切開する前に先生と回りにいる看護師さんが一斉にお祈りをする。

以前も思ったけど

生け贄みたいである

さあ、始まりだ。前回は
「ココをきっていますよ、ココを開きます」
とか、イチイチ実況中継してビビらせた看護師さんはいない。

左側にいた看護師さんが手を握ってくれた。

これがねーー。安心するんですよ。ありがたいです。

掃除機のような音を立てながら、お腹を弄っている感じがする。

お腹を凄く揺する。

引っ張られる・・・。

ほーーら、産まれた!

次の瞬間

泣き声が聞こえた!

元気そうだ!良かった!



いきなり私の顔面に血だらけの
おちんちんが!
(もう判ってるってば・・!)

そして顔を見せてくれた。

体をさっと拭いたら私の胸元においてくれた。

「ちっちぇー。息子2に似てるー」

もぞもぞと動いているのはさっきまでお腹にいた子。

感動というより、不思議な気分だった。

左側の台で処置に入った。

しょうがない事なんだけど、吸引って苦しそうでいやだなー。


2884g。8月19日。息子3の誕生だ。

んっ。一番小さいぞ。

私は20kも育ったのに・・。
ほとんど、肉?

そして、縫合の前に
私はもう一つの手術があったのだ・・・。